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日语情态修饰成分研究
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摘要
迄今为止,有关副词性修饰成分的研究多停留在记述词汇的具体用法上,缺乏一定的组织性与体系性,与谓语动词研究相比,可谓是远落于其后。这是由于从句子结构来看,相较于谓语动词和名词,副词性修饰成分所表达的并非是句子的中心内容,同时日语副词性修饰成分形式繁多,呈现出复杂、多样的情况,因此要全面、系统地记述、分析副词性修饰成分极其困难。
     本论文的研究对象并非是日语所有的副词性修饰成分,而是其中的一类,即情态修饰成分。具体来说,基于“事件体”理论,重点考察情态修饰成分在“事件体”中起作用的局面、语义指向、与被修饰成分——动词之间的意义关系等。通过分析研究这些问题,力图明确日语情态修饰成分的意义、功能及特征,并对情态修饰成分进行体系化分类。
     本论文由以下7章组成。
     在第1章的序章中,提示了本论文的研究目的、意义、对象、内容及方法。本论文的研究方法与以往副词性修饰成分的研究方法略有不同,主要是通过考察情态修饰成分在“事件体”中起作用的局面,分析、整理情态修饰成分与动词之间的意义关系,考察决定两者意义关系的主要因素。
     第2章概述了先行研究中有关日语句子成分分类的不同观点,在介绍有关连用修饰成分两种不同观点的基础上,明确了情态修饰成分在日语句子构成中的定位及本论文的立场。同时,整理、剖析了迄今为止有关情态修饰成分的研究成果及问题点,表明了本论文的研究方向。
     在第3章中,首先在先行研究的基础上介绍了“修饰”的意义、构造和功能,明确了情态修饰成分的定义、范畴和形式。其次,确认了利用“事件体”理论分析研究情态修饰成分的合理性。在将情态修饰成分分为语义指向动词所表示的事的样态、与动词关联的名词项所表示的物(包括人)的状态以及处于两者之间的感情形容词的副词性修饰用法三类的基础上,考察这些修饰成分在“事件体”的哪个局面起作用,并以此进行下位分类。
     第4章到第6章分别详细地分析了情态修饰成分三类下位分类的情况。首先在第4章中,基于“事件体”理论,将语义指向动词所表示的事的样态的“样态修饰成分”分成“生起相样态修饰成分”、“过程相样态修饰成分”两类,分别考察它们的认定方法、特征及与动词的共起条件等。
     在第5章中,同样也基于“事件体”理论,将语义指向名词所表示的物(包括人)的状态的“状态修饰成分”分成“生起相状态修饰成分”、“过程相状态修饰成分”、“结果相状态修饰成分”三类,分别考察它们所描述的物(包括人)的种类、与动词的共起条件、修饰关系的成立过程等。
     在第6章中,考察了感情形容词的副词性修饰用法。由于该类副词性修饰成分语义既指向动词所表示的事的样态,又指向与动词关联的名词项所表示的人的心理状态,因此本论文将其定位为“样态修饰成分”与“状态修饰成分”的“接点”。同时,从感情主体,即该感情形容词所表达的感情感觉是谁的感情感觉的角度出发,将感情形容词副词性修饰成分分为“动作主体认知的副词性修饰成分”和“叙述者认知的副词性修饰成分”两类,分别考察其各自的特征。同时对它们各自所处的“事件体”的局面也展开讨论。
     在末章的第7章中,全面总结了本论文的研究成果,期望其能带来实用性价值。本论文对日语情态修饰成分的定义、范畴、功能进行了明确规定,考察分析了其与动词的意义关系、共起条件,尝试对情态修饰成分进行了系统性分类。这些成果若能在日语研究、以及日语教育中有所运用,将深感为幸。遗留问题作为今后课题将进一步深入研究。
引文
1副詞と同じような働きを持つから「副詞的修飾成分」と呼ばれる。「連用修飾成分」ともいう。ただし、「連用修飾成分」に対する認定は議論が多く、研究者によりそれぞれ見解が分かれている。本研究では、混乱を引き起こさないために、先行研究の引用記述を除き、統一的に「副詞的修飾成分」と呼ぶことにする。詳しい内容は「2.1.2連用修飾成分に関する二説」を参照されたい。
    2ここの「単文」と「複文」という概念は益岡(1997)に従う。「単文」とは、単一の述語を中心にして組み立てられる文のことである。これに対し、「複文」とは述語を中心として組み立てられる構造体が複数個存在する文、すなわち、述語を中心としたまとまりが2つ以上集まって構成された文のことである。
    (益岡1997:1)情態修飾関係を単文の範囲に考察することは、情態修飾成分そのもの自体が述語がないことを意味する。従って、「母はまばたきしながら周囲を見まわした。」などのように、情態修飾成分自体が「節」からなるものは本研究の研究対象外となる。それは複文範囲の情態修飾関係が単文範囲の情態修飾関係と全く同じで、単文範囲の情態修飾関係を明らかにすれば、複文範囲の情態修飾関係も明確になると考えるからである。
    3情態修飾成分を受け持つ形式に関する具体的な内容は「3.1.3情態修飾成分を受け持つ形式」を参照されたい。
    4『日本語教育事典』における「情態修飾成分」項目に関する解釈。(日本語教育学会1982『日本語教育事典』大修館書店p179)
    5ここの「モノ」は無生物も生物も含む。本研究では、人間など生物をも含む場合「モノ」と表記し、人間など生物を含まない場合「物」で表記する。
    6金田一春彦林大柴田武1988『日本語百科大事典』大修館書店p178
    7『国文学解釈と鑑賞』第75巻7号2010至文堂
    8叙述を統一完了するための職能を具有する成分である。(渡辺1971:67)
    9つまり、学校文法でいう「連用修飾語」のことである。橋本を代表とする学校文法では、普通、文の成分として、主語、述語、連体修飾語、連用修飾語、独立語の五つを認める。このうち、主語と述語以外の成分については、どの部分にかかるかという関係の形式面に注目して分類されている。即ち、体言にかかるものを連体修飾語、用言にかかるものを連用修飾語、そしてどの部分にもかからないものを独立語とする。いわゆる「学校文法」においても、どのような文の成分を認めるかには立場によって多少のゆれがある。ただし、これらとは別に「接続語」を文の成分としている以外は、文の成分の認め方の立場は概ね同じである。
    10北原保雄1981b『日本語助動詞の研究』大修館書店p170
    11連用展叙の素材となる素材概念。(渡辺1971:155)
    12統叙成分における素材概念。(渡辺1971:155)
    13補充成分の具有する関係構成の職能であり、統括成分の具有する概念を補充する職能である。また、統括成分に関しては、渡辺(1971)の統叙は種々の展叙と関係するところの未分化な一つの職能であるが、北原(1981b)では連用展叙のうちの補充機能とだけ対応し関係するものであって、他のいかなる展叙とも関係しないものに限定した。そこで、「統括成分」という術語に改めて、概念規定の混乱を避けることにした。(北原1981b:177)
    14統括成分の具有する関係構成の職能であり、補充成分の具有する補充機能と関係して、補充―統括の関係を成立させるものである。(北原1981b:178)
    15北原(1981a)による。p132
    16括弧内の部分は筆者注。
    17北原(1981a)により、Bグループの成分(連用修飾成分)の職能意味に関しては、いずれも検討の対象として取り上げた例から帰納されたところをまとめたもので、修飾成分全般についてのまとめではない。例えば、「かなり高く上げる」などのように、統括成分ではなく、修飾成分(「高く」)の実質概念を修飾限定するものあるし、「珍しく上げさせる」などのように、情態的概念をもたないものもある(北原1981a:132-133)。そういうわけで、表1にまとめられた職能意味は実は連用修飾成分の中の情態修飾成分の職能意味である。
    18北原保雄1975「修飾成分の種類」『国語学』第103集武蔵野書院p18
    19つまり、連体修飾成分のことである。
    20北原(1975)により、述語(統括成分)の概念は「実質概念+統括概念」であるということに解釈できる。そうすれば、実質概念修飾成分が、述語の実質概念だけを修飾限定するものであるのに対し、「わざと」などの統括修飾成分は、述語の「実質概念+統括概念」全体を修飾限定するものであると解釈されている。
    21「『もの』の修飾成分」以外のものはすべて連用修飾成分のことである。
    22北原保雄1981a『(日本語の世界6)日本語の文法』中央公論社p139
    23北原保雄1981a『(日本語の世界6)日本語の文法』中央公論社p139
    24本研究は補充成分と連用修飾成分を区別する立場に立つため、以下に挙げた先行研究では、いれずもこれと同じ立場を取る先行研究であるということを断っておきたい。つまり、以下の先行研究に「連用修飾成分」という用語が現れても、それは狭義の連用修飾成分、つまり副詞的修飾成分のことを指す。
    25山田がいう「副詞」はかなり広い意味で、副詞感動詞接続詞の三者を含めるものである。現在の用語で言えば「副用語」とほぼ同等のもので、つまり、単独で文節を構成するが、活用せず述語に立たず主語にならないという性格を持つ一連の語群である。もともと「副用語」という名称自体は、山田(1936)により、それは文の必須要素となる体言や用言を「自用語」と呼ぶのに対してつけられた名称で、副用語は必ず他の自用語の先在を条件とし、それに依って存立し、直接に文の骨子にならない。文の構成に関しては意義上、用法上第二次的なものであるということである。(山田1936:367-368)
    26山田孝雄1936『日本文法学概論』宝文館書店p374
    27山田孝雄1936『日本文法学概論』宝文館書店p372
    28山田孝雄1936『日本文法学概論』宝文館書店p373
    29山田孝雄1936『日本文法学概論』宝文館書店p373-374
    30ただし、山田(1908、1936)は形容動詞の語幹「静か堂々」なども情態副詞と扱ったが、それは吉沢義則橋本進吉らによって、文語でナリタリ、口語でダの語尾をとって活用する「静かなり堂々たり/静かだ」などは形容動詞という品詞として立てうると提唱され、現在での通説となっている。
    31北原保雄1981b『日本語助動詞の研究』大修館書店p224
    32北原保雄1981b『日本語助動詞の研究』大修館書店p225
    33仁田(2002)により、ここの「副詞」は単語類としての副詞ではなく、文の成分(構成要素)としての副詞的修飾成分のことを指す。(仁田2002:2-3)
    34仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p35
    35仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p36
    36加藤重広2003『日本語修飾構造の語用論的研究』ひつじ書房p16
    37仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p261
    38この形式のものは補充成分と区別されたい。補充成分は形態的に「体言+格助詞」であるものの、逆に「体言+格助詞」形式のものはすべて補充成分であるというわけではない。「名詞+助詞で(状態)」を情態修飾成分のカテゴリーに入れる理由につき、p43を参照されたい。
    39この「に」は、通常「結果の格助詞」と言われるが、奥津(1976、2007)では、この「に」を格助詞ではなく、「だ」の連用形だと考えた。本研究では、この「に」の品詞論的統語論的分類を議論せず、統一的に「格助詞」とする。
    40南(1993)ではこれを「従属句」(複文の分析において主節に対する節)と呼ぶが、実は「従属節」の意味で使われている。本研究では、「句」「節」の区別をはっきりさせるため、「従属節」にした。
    41南(1993)による。p96-97
    42南不二男1993『現代日本語文法の輪郭』大修館書店p77
    43吴大纲2007《日语语法句法与篇章法》上海外语教育出版社p24
    44吴大纲2007《日语语法句法与篇章法》上海外语教育出版社p25
    45日本の言語学の研究会。1956年、民主主義科学者協会の事実上の解体後、言語学者たちによって創立され、今日に至っている。ロシア文法学を批判的に摂取発展させた連語論の研究や、いわゆる「教科研文法」と呼ばれる体系的な文法論を発展させ、主として日本語の研究に大きな影響を及ぼしている。
    46前述の「2.1.1文の成分の概観」を参照されたい。
    47動詞の意味に内在する項。それがなければ、動詞の表す動きや状態が実現できない。動詞の必須項と副詞的修飾成分のもっとも大きな違いは必須項がなければ、適格な文が成り立たないのに対し、副詞的修飾成分がなくても文が依然として成り立たせる(ただ、意味的には多少違いがあるが)というところにあると思われる。
    48中村(2001)による。p25
    49中村(2001)では、これを「準備期間」とするが、本研究では、副詞的修飾成分の意味特徴を考え合わせて、矢澤(1983、1985)にならい、「生起期間」とする。
    50松村明編2006『大辞林第三版』三省堂
    51矢澤(1983、1985、2000)の一連の研究で提起された生起相修飾成分は動詞の動きに関わる生起相様態修飾成分だけで、「わざと」など動作主体の状態態度に関わる生起相状態修飾成分は全く言及されていなかった。
    52「もう」と「まだ」を生起相修飾成分の枠から取り除く理由につき、彭(2008)を参照されたい。
    53仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p246
    54機能的な相違点の詳しい内容は「4.1.1.2生起相様態修飾成分の機能」を参照されたい。
    55国広哲弥柴田武長嶋善郎山田進浅野百合子1982『ことばの意味3辞書に書いていないこと』平凡社p148
    56彭(2008)による(p63)。彭(2008)は『CD-ROM版新潮文庫の100冊』における1945年以降に発表された日本人作家の46作品から用例を集め、生起相修飾成分と「~はじめる/~だす」、「~てくる/~ていく」との共起状況を考察した。ただし、彭(2008)では事態生起の時間量を表わすものも生起相修飾成分とし、本研究の見解と違う。
    57点線下線は任意の要素を示している。点線下線がある場合、目的語を必要とする他動詞に適用するが、点線下線がない場合、目的語がない自動詞に適用する。
    58この例文はhttp://www.j-cast.com/tv/2008/12/29033049.htmlから引用される。
    59オノマトペはさまざまに定義されていたが、本研究では、田守ローレンス(1999)に倣い、擬音語、擬態語の総称をオノマトペとする。またノマトペの下位分類に関係しない場合はオノマトペと表示するが、オノマトペの下位分類から生じる問題に言及する場合は擬音語、擬態語と明示する。
    60西尾(1983)では、「『かさかさと』音を立てるような物が、水気を失って乾いた状態のものであることが多いところから、そういう状態をあらわすものへと意味が転じているのではなかろうか。」、「もう一つの可能性として考えられるのは、『かさかさ』の音感自身に乾いた感じがあって、その類似性が橋わたしになったという、『共感覚』的な解釈である。」と、両者の相関性を述べた。(西尾1983:160,175)
    61糸井通浩2008「過程(様態対象)と結果:個別研究を包括する研究、の一つの試み〔一〕」『日本言語文化研究』12p4
    62彭玉全2009「動作連続にも用いられる頻度の副詞について―『しきりに』『頻繁に』の類」『筑波日本語研究』14p54
    63矢澤(1987)による。p11
    64出来事も状態も含まれる。
    65表5から分かるように、矢澤(1987)に従えば、B類の一部も反復動作を表わす過程相様態修飾成分に属することになる。矢澤(1987)では、「a.太郎は何度か突然鼻をかんだ。/b.太郎は突然何度か鼻をかんだ。」の二例を挙げ、前者は「突然鼻をかむ」という出来事がどれほどあったかという事態のあり方を規定するので、頻度の副詞とし、後者は「鼻をかむ」という動きについて、回数の上からその過程を規定するので、連続化の連用修飾成分、即ち反復動作を表わす修飾成分とする。実は、B類だけでなく、仁田(2002)でも、C「頻度の修飾成分」の一部(「しきりに」「頻繁に」など)も「頻度の副詞としての性格を有しながら、一方では動作の量性多回性に関わる様態の副詞への傾きを有している。」と述べた。しかし、本研究では、度数頻度の修飾成分を情態修飾成分と扱わないし、動きの実現中における進み方を表わせないため、それを過程相様態修飾成分のカテゴリーから除き、検討しないことにする。
    66宮城(2003)により、参与成分とは、行為者、受益者、動作対象、経験者などの人(物)名詞句を指
    す。また、このような成分とは別に複数性を持つ場所や時間を表わす成分の入れ替えが参与成分の入れ..
    替え相当として代替することもあるとする。「村人は次々と村長を殴る」のような例は動作主体入れ替え............
    型で、「村長は次々と村人を殴る」のような例は対象入れ替え型である。また、「旅館の三つの露天風呂
    に次々と入る」のような例は対象入れ替え型と同様な振る舞いをするようである。(宮城2003:52,57)
    67浦木貴和2009「アスペクト解釈における瞬間事象に関する考察―可逆的変化と期間句の関係について」『中日理論言語学研究会第17回研究会発表論文集』p6
    68宮城(2005)による。p21
    69達成動詞は変化事象も表わせるが、前述したように、過程相修飾成分と共起する場合、過程相が強調され、活動動詞とほぼ同じ意味構造になり、活動動詞と同じ役割を果たすと見なされる。
    70仁田(2002)では、「わざと」「故意に」などを「主体状態の副詞」と名付け、「動きの実現展開とともに現れて存在している主体の状態態度のありようを通して、事態の成立のあり方を限定し特徴づけるもの」とする。仁田(2002)の<主体状態の副詞>には「わざと」「故意に」など以外に、いくつかの下位タイプも存在しているが、ここでは、「わざと」などの副詞的修飾成分だけを取り上げる。
    71仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p131
    72仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p131
    73山田(1908)では、「同格連用」につき、次のように述べている。「二語同一の資格を以て連ねらるるものして、例へば、『壁を白く塗る』に於ける『白く』の如し、この時の『白く』は『塗る』ことの修飾語にあらずして、『壁』の色の説明なり。而て『白く』『塗る』相合して一の述語となれる…今かくの如きものを同格連用といふ。」(山田1908:1019)(11)を例にとって言うと、「コーヒーカップが白く光る」の「白く」は、本来名詞句を主語とする形容詞述語であり、後続する述語動詞と並立的な関係の「同格連用」となる、という解釈である。
    74新川忠1979「『副詞と動詞とのくみあわせ』試論」『言語の研究』むぎ書房p187
    75仁田義雄1997『日本語文法研究序説―日本語の記述文法を目指して』くろしお出版p169
    76仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版p71-72
    77仁田義雄1983a「動詞に係る副詞的修飾成分の諸相」『日本語学』2(10)明治書院p19
    78奥津(2007)による、一部を修正。p89
    79仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版P49
    80これは結果構文の大きな特徴の一つであり、Simpson(1983)によって発見され、Levin and RappaportHovav(1995)が名づけた原則である。
    81「非対格仮説は、もともと自動詞の主語に当たる項がある環境において、あたかも典型的な他動詞の目的語と同じように振る舞うものと、典型的な他動詞の主語と同じような振る舞いをするものがあるという経験的な事実に基づいて出されてきたという統語仮説である。」(岸本2005:99)
    82何(2005)による。p19
    83三原健一1998『生成文法と比較統語論』くろしお出版p3
    84新村出編2008『広辞苑第六版』岩波書店
    85井本(2003a)p29(9)を参照する。
    86「一切れの浅草海苔を切る」は成立するが、それは「一切れの浅草海苔を『切れた状態』にする」と解釈され、「一切れの浅草海苔を生じさせる」という意味にならない。
    87菊池朗1991「日本語の二次述部」『現代英語学の歩み』開拓社p217
    88松村明編2006『大辞林第三版』三省堂
    89共演成分とは、述語成分が文を形成するにあたって、述語成分を形成する単語の語彙的意味が表している動き状態属性を実現完成するために、述語成分が必須的選択的に要求する成分である。(仁田2002:18)
    90点線下線は任意の要素を示している。ACT ONがある場合は、「置く、入れる、並べる」などのような位置変化他動詞、ACT ONがない場合は、「落ちる、付く、並ぶ」などのような位置変化自動詞のことを指す。
    91だたし、久島(2001)自身も述べているように、これは「場所」という単語の意味でなく、量を表す形容詞を説明するために使っている、意味記述用語としての意味である。
    92発生構文とは、「枝に柿が実る」「地面に穴を掘る」のような、ある場所に対象が出現することを表わす場所表現であるが、「枝に柿が赤く実る」「地面に穴を深く掘る」のように、「結果の副詞」をとりやすいという特徴がある。(川野2003:45)
    93ここでいう「感情形容詞」は感情形容詞と感情形容動詞の両方とも含まれる。「感情形容詞の副詞的修飾用法」と呼ぶものには、形容詞の「~く(例えば、嬉しく)」と形容動詞の「~に(例えば、憂鬱に)」の二つの形があり、形容動詞の「~で(例えば、憂鬱で)」は考察の対象外である。ただし、感情形容動詞の副詞的修飾用法の機能や構文的特徴は感情形容詞と全く同じで、感情形容詞の副詞的修飾用法の特徴を明らかにすれば、感情形容動詞の副詞的修飾用法の特徴も明確になると思われる。そこで、本章では主に感情形容詞を考察対象とする。
    94ただし、述語が質問推量解説などの形をとっている時には、この制限から解放される場合が多い。
    95感情形容詞は、対象をとりうる性質は、基本的なものではあるが、感情形容詞の必須の条件ではない。
    96この6種の文献は国立国語研究所(1964)『分類語彙表』、西尾寅弥(1972)『形容詞の意味用法の記述的研究』、時枝誠記(1956)『例解国語辞典』、文化庁(1975)『外国人のための基本語用例辞典(第二版)』、国際交流基金(1981)『日本語初歩』、甲斐睦朗(1982)『小学校国語教科書の学習語彙表とその指導』である。
    97細川(1989)による(p102)。表中の○は可能、×は不可能、指標③の―は対象を必要としない場合を示す。
    98515語のうち、形容詞句15語接尾語2語の計17語を除き、さらに、単純形容詞の「かわいい(小さい/愛すべき)」「おかしい(滑稽だ/変だ)」「よいいい(良善/好い)」については二義を認め、これらをそれぞれ2語の扱いとした結果、501語となった。
    99細川(1989)による。p24
    100単純形容詞は派生形容詞や複合形容詞と比べると、基本的であり、一般に使用頻度が高いと思われる。また、単純形容詞は派生形容詞や複合形容詞とはただ語構成においては異なるが、意味構文的な特徴は同じである。そのため、単純感情形容詞の副詞的修飾用法の特徴を明確にすることができれば、派生感情形容詞や複合感情形容詞の副詞的修飾用法の特徴も同じように明らかになると思われる。
    101これは『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)を検索するために、国語研とLago言語研究所が共同開発したオンライン検索システムである。レキシカルプロファイリングという手法を用いたコーパス検索ツールで、動詞などの共起関係や文法的振る舞いを網羅的に表示できるのが最大の特長である。詳しい内容はhttp://nlb.ninjal.ac.jp/を参照されたい。
    102詳しい分布状況は「付録」を参照されたい。
    103細川(1990)による。p338
    104西尾寅弥1972『形容詞の意味用法の記述的研究』秀英出版p26
    105西尾寅弥1972『形容詞の意味用法の記述的研究』秀英出版p26
    106小説や戯曲などで、会話や引用などを除いた文章。
    107仁田義雄1983a「動詞に係る副詞的修飾成分の諸相」『日本語学』2(10)明治書院p25
    108時枝(1950b)では、形容詞を(イ)主観的表現の語―ほしい、のぞましい、恋しい、はずかしい、うらめしい、なつかしい、(ロ)主観客観の総合的表現の語―こわい、にくらしい、さびしい、暑い、すごい、面白い、(ハ)客観的表現の語―高い、赤い、はげしい、早い、堅い、細いの三種類に分けた。
    109これは第六章で指摘された、「NLB」で53語の感情形容詞を検索した結果である。
    110「おかしい」という表記には、細川(1989)により、「滑稽」という意味を表すもの(A-3)と「変だ」という意味を表すもの(B-3)があるが、コーパスにおいて表記で検索するので、ここでは区別せず、一括して取り扱うことにする。
    111細川(1989)により、「よいいい(良善/好い)の二義があるが、「NLB」で検索した結果、すべて「良い」という表記になるので、ここでは取り扱わないことにする。
    赤羽根義章1993「『生起相修飾成分』の分類試論―生起に関わる時間量が小さい類」『言語と文芸』109,p43-63
    池上嘉彦1995『「英文法」を考える―「文法」と「コミュニケーション」の間』筑摩書房
    石神照雄1977「連用修飾の構造―動詞文における属性の立体的表現―」『国語学研究』16東北大学文学部国語学研究室『国語学研究』刊行会,p54-64
    石神照雄1978「時の修飾成分」『文芸研究』88,p43-52
    糸井通浩2008「過程(様態対象)と結果:個別研究を包括する研究、の一つの試み〔一〕」『日本言語文化研究』12,p1-15
    井本亮2001「位置変化動詞の意味について―副詞句の解釈との対応関係と動詞の語彙概念構造」『日本語文法』1(1)日本語文法学会,p177-197
    井本亮2002「副詞的修飾関係の概念規定」『筑波日本語研究』7,p32-47
    井本亮2003a「意味的修飾に関する覚書」『筑波日本語研究』8,p22-38
    井本亮2003b「現代日本語における副詞的修飾関係の研究」筑波大学博士論文
    井本亮2005「連用修飾と動詞―修飾の基本原理と関係構成の多様性から動詞句の意味を探るアプローチ―」『国文学:解釈と教材の研究』50(5)学燈社,p89-99
    井本亮2007「『向き』を表す副詞的成分をめぐって―『机に茶碗をさかさまに置いた』の成立条件」『日本語文法』7(2)日本語文法学会,p137-153
    井本亮2009形容詞連用形による副詞的修飾関係―モノのサマの修飾関係を中心に『国文学:解釈と鑑賞』74(7)学燈社,p52-60
    浦木貴和2009「アスペクト解釈における瞬間事象に関する考察―可逆的変化と期間句の関係について」『中日理論言語学研究会第17回研究会発表論文集』,p1-13
    大槻文彦1897『広日本文典』
    岡田正美1900『日本文法文章法大要』吉川半七
    奥津敬一郎1976「補文構造としての変化文―『~ニナル』『~ニスル』」『日本語文法の機能的分析と日本語教育への応用』井上和子(編)昭和50年度科学研費研究報告
    奥津敬一郎1981「移動変化動詞文―いわゆるspray paint hypallageについて」『国語学』127国語学会,p21-33
    奥津敬一郎1983「変化動詞文における形容詞移動」『副用語の研究』渡辺実(編)明治書院,p317-339
    奥津敬一郎1996-1997「連体即連用?(1)-(23)」(連載)『日本語学』明治書院
    奥津敬一郎2007『連体即連用?―日本語の基本構造と諸相』ひつじ書房
    小野尚之2007『結果構文研究の新視点』ひつじ書房
    影山太郎1996『動詞意味論―言語と認知の接点―』くろしお出版
    影山太郎2001『日英対照動詞の意味と構文』大修館書店
    影山太郎2008「語彙概念構造(LCS)入門」『レキシコンフォーラム4』ひつじ書房,p239-264
    影山太郎由本陽子1997『語形成と概念構造』研究社出版
    加藤重広2003『日本語修飾構造の語用論的研究』ひつじ書房
    加藤庸子2000「感情感覚形容詞連用形の連用用法について」『日本語日本文化研究』10大阪外国語大学日本語講座,p71-81
    川野靖子2003「位置変化動詞と結果の副詞句」『筑波日本語研究』8筑波大学人文社会学研究科文芸言語専攻日本語学研究室,p39-48
    川端善明1964「時の副詞(上下)―述語の層についてその一」『国語国文』33(11-12),p1-23,34-54
    菊池朗1991「日本語の二次述部」『現代英語学の歩み』安井稔博士古稀記念論文集編集委員会(編)開拓社,p212-220
    岸本秀樹2005『統語構造と文法関係』くろしお出版
    北原保雄1973「補充成分と連用修飾成分―渡辺実氏の連用成分についての再検討」『国語学』95武蔵野書院,p1-19
    北原保雄1975「修飾成分の種類」『国語学』103武蔵野書院,p18-34
    北原保雄1981a『(日本語の世界6)日本語の文法』中央公論社
    北原保雄1981b『日本語助動詞の研究』大修館書店
    北原保雄編2002『明鏡国語辞典』大修館書店
    清水由美子1996「形容詞連用形による連用修飾」『文学語学』151全国大学国語国文学会編,p1-11
    金田一春彦林大柴田武1988『日本語百科大事典』大修館書店
    久島茂2001『《物》と《場所》との対立―知覚語彙の意味体系』くろしお出版
    工藤真由美1995『アスペクトテンス体系とテクスト―現代日本語の時間の表現―』ひつじ書房
    工藤真由美2002「日本語の文の成分」『現代日本語講座5文法』飛田良文佐藤武義(編)明治書院,p101-119
    国広哲弥1997「用例を調査する―語彙研究」『論文レポートの書き方』宮地裕甲斐睦朗野村雅昭荻野綱男(編)明治書院,p166-173
    国広哲弥柴田武長嶋善郎山田進浅野百合子1982『ことばの意味3辞書に書いていないこと』平凡社
    栗栖佳美2006「結果の目的語を取る動詞についての通時的考察―『ワカス』『ニル』『ホル』を例として」『広島女学院大学国語国文学誌』36,p33-52
    呉鐘烈2000「局面動詞について―『~始める』と『~出す』形の副詞的修飾成分との共起関係を中心に」『日本語と日本文学』31,p1-13
    小池清治1994『日本語はどんな言語か』筑摩書房
    佐々木文彦1986「擬態語類の語尾について」『松村明教授古稀記念国語研究論集』明治書院,p723-736
    新川忠1979「『副詞と動詞とのくみあわせ』試論」『言語の研究』言語研究会編むぎ書房,p173-202
    新村出編2008『広辞苑第六版』岩波書店
    鈴木重幸1972『日本語文法形態論』むぎ書房
    鈴木泰1980「情態副詞の性質についての小見」『山形大学紀要人文科学』9(3),p45-80
    鈴木康之1979「規定語と他の文の成分との移行関係」『言語の研究』むぎ書房,p315-348
    高橋太郎2005『日本語の文法』ひつじ書房
    田守育啓ローレンススコウラップ1999『オノマトペ―形態と意味―』くろしお出版
    塚原鉄雄1973「修飾語とは何か」『品詞別日本文法講座5連体詞副詞』明治書院
    寺村秀夫1984『日本語のシンタクスと意味』第Ⅱ巻くろしお出版
    寺村秀夫1991『日本語のシンタクスと意味』第Ⅲ巻くろしお出版
    時枝誠記1950a『日本文法口語篇』岩波書店
    時枝誠記1950b『古典解釈のための日本文法』至文堂
    ドラガナシュピツァ2002「『ご飯をおいしく食べた』構文についての一考察感情感覚形容詞の連用修飾について」『日本語日本文化研究』12大阪外国語大学日本語講座,p140-146
    ドラガナシュピツァ2005「日本語における動作主認識の副詞的成分をめぐって」『日本語文法』5(1),p212-222
    鳥飼浩二1993「自他動詞の認定をめぐる序論」『言語』5,p78-86
    中村ちどり2001『日本語の時間表現』くろしお出版
    成田徹男1983「動詞の『て』形の副詞用法―『様態動詞』を中心に」『副用語の研究』渡辺実(編)明治書院,p137-158
    西尾寅弥1972『形容詞の意味用法の記述的研究』秀英出版
    西尾寅弥1983「音象徴語における意味用法の転化の一類型」『副用語の研究』明治書院,p159-175
    仁田義雄1983a「動詞に係る副詞的修飾成分の諸相」『日本語学』2(10)明治書院,p18-29
    仁田義雄1983b「結果の副詞とその周辺―語彙論的統語論の姿勢から」『副用語の研究』渡辺実(編)明治書院,p117-136
    仁田義雄1997『日本語文法研究序説―日本語の記述文法を目指して』くろしお出版
    仁田義雄1998「日本語文法における形容詞」『月刊言語』27(3)大修館書店,p26-35
    仁田義雄2002『副詞的表現の諸相』くろしお出版
    日本語教育学会1982『日本語教育事典』大修館書店
    野田尚史1984「副詞の語順」『日本語教育』52,p79-90
    野田尚史2006「語の順序成分の順序文の順序-順序の自由度と自由度の動機-」『日本語文法の新地平1形態叙述内容編』くろしお出版,p179-199
    橋本四郎1975「修飾―連用と連体」『国語シリーズ別冊2日本語と日本語教育(文法編)』文化庁,p149-176
    橋本進吉1938『新文典別記口語篇』冨山房
    長谷川信子1999『生成日本語学入門』大修館書店
    樋口文彦2001「状態形容詞と特性形容詞-その評価性をめぐって-」『教育国語』4(3),p4-10
    飛田良文浅田秀子1994『現代副詞用法辞典』東京堂出版
    平凡社編1985『大百科事典』平凡社
    彭玉全2008「生起相修飾成分の認定と分類」『筑波日本語研究』13,p51-71
    彭玉全2009「動作連続にも用いられる頻度の副詞について―『しきりに』『頻繁に』の類」『筑波日本語研究』14,p53-74
    細川英雄1989「現代日本語の形容詞分類について」『国語学』158武蔵野書院,p14-26
    細川英雄1990「感情形容詞の連用修飾用法について」『近代語研究』8武蔵野書院,p327-340
    堀川智也1993「ニ格名詞の結果を表す『結果の副詞』について」『日本語教育』80,p115-124
    正宗美根子1990「擬声語,擬態語についての一研究」『北陸大学紀要』14,p43-55
    益岡隆志1997『複文』くろしお出版
    松下大三郎1930『改撰標準日本文法』(訂正版)中文館書店(複製,勉誠社,1974)
    松村明編2006『大辞林第三版』三省堂
    南不二男1993『現代日本語文法の輪郭』大修館書店
    三原健一1998『生成文法と比較統語論』くろしお出版
    三原健一2000「結果構文〈総括と展望〉」『日本語日本文化研究』10大阪外国語大学日本語講座,p9-35
    宮城信2003「連続動作の副詞的成分」『筑波日本語研究』8,p49-71
    宮城信2005「進展的事態の構文と意味―構成的な意味に注目して」『筑波日本語研究』10,p19-35
    宮城信2008「進展表現の分類と副詞の語順」『日本語文法』8(2),p173-189
    宮腰幸一2007「結果句の定義と分類について」『日本語文法』7(2),p101-119
    宮地裕1978「擬音語擬態語の形態論小考」『国語学』115武蔵野書院,p33-39
    村上佳恵2012「感情形容詞の副詞的用法について」『学習院大学人文科学論集』21,p51-82
    森田良行2002『日本語文法の発想』ひつじ書房
    矢澤真人1983「情態修飾成分の整理―被修飾成分との呼応及び出現位置からの考察」『日本語と日本文学』3,p30-39
    矢澤真人1985「情態修飾成分と〈シテイル〉の意味」『日本語学』4(2)明治書院,p63-80
    矢澤真人1987「頻度と連続―連用修飾成分の被修飾単位について」『学習院女子短期大学紀要』25,p1-18
    矢澤真人1989「修飾語と並立語」『日本語の文法文体(上)』北原保雄(編)明治書院,p247-275
    矢澤真人1993「いわゆる『形容詞移動』について」『小松英雄博士退官記念国語学論集』三省堂,p665-682
    矢澤真人1993「副詞句と名詞句との意味連関をめぐって」『国文学解釈と鑑賞』58(1)至文堂,p135-144
    矢澤真人1997「発生構文と位置変化構文」『筑波日本語研究』2,p1-13
    矢澤真人2000「副詞的修飾の諸相」『日本語文法1文の骨格』仁田義雄村木新次郎柴谷方良矢澤真人(編)岩波書店,p189-244
    矢澤真人2006「情態修飾関係の素性分析について」『現代日本語文法―現象と理論のインタラクション―』矢澤真人橋本修(編)ひつじ書房,p325-342
    安井稔1983「修飾ということ」『日本語学』2(10)明治書院,p10-17
    山田孝雄1908『日本文法論』宝文館
    山田孝雄1936『日本文法学概論』宝文館
    吉永尚1997「付帯状況を表すテ形動詞と意味分類」『日本語教育』95,p73-84
    劉丹青都恩珍2010「情態修飾成分についての考察―修飾成分に対する再分類という観点から」『桜花学園大学人文学部研究紀要』12,p77-93
    劉怡伶2012「日本語における動作主認識の副詞的成分の特徴―『映画を怖く見ている』とはなぜ言えないのか」『日本語教育』153日本語教育学会,p81-95
    呂寅秋1995「副詞的修飾成分による日本語の持続相の意味分類」『旭川大学紀要』40,p69-81
    ロザリンドソーントン1983「形容詞の連用形のいわゆる副詞的用法」『日本語学』2(10)明治書院,p64-76
    鷲尾龍一1997『ヴォイスとアスペクト』研究社出版
    渡辺実1971『国語構文論』塙書房
    何午2005“日语的非能格自动词与非对格自动词”《外语研究》3,p17-22
    陆俭明2003《现代汉语语法研究教程》北京大学出版社
    吴大纲2007《日语语法句法与篇章法》上海外语教育出版社
    许慈惠杨敬2011“转喻与日本结果宾语”《解放军外国语学院学报》4,p32-35
    郑丹清2011“日语形容词移动研究述评”《长春理工大学学报》9,p83-84
    Saiki,Michiyo2003Resultatives and Semantic Compatibility『次世代の言語研究Ⅲ』筑波大学現代言語学研究会,p109-120
    Washio, Ryuichi1997Resultatives, Compositionality and LanguageVariation. Journal of East Asian Linguistics6,p1-49

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